前回のWifiの無線不具合の問題は、Biglobeオートコネクトというアクセス用の常駐ソフトが原因だったのですが、
その後、USB接続しても、samba上のMicrosoft Officeファイルが上書き保存できないという問題に見舞われておりました。
Docomo回線では問題なかったのに、WiMAXが悪いのか?WM3500Rが悪いのか?しばらく悩んでおりました。
今回、下記の設定を試すことで、問題が解消されましたので、ご報告します。
これは、UQのサイトにも載っていましたが、WiMAXのMTUの問題です。
http://www.uqwimax.jp/mvno/kokai/technical_paper.pdf
技術参考資料です。
MTUの確認には下記サイトを使用します。
http://www.speedguide.net/analyzer.php
WiMAXのデフォルトで1400になっていると思います。
ちなみに弊社の環境では、OpenVPN+SAMBAという環境でリモートから使用しております。
WiMAXだけを疑っておりましたが、OpenVPNにもMTUの設定があることをすっかり忘れていました。
忘れずにOpenVPNも設定し直し致しましょう!
【サーバー側】
server.conf
【クライアント側】
xxxxx.ovpn
を編集します。
tun-mtu 1500
fragment 1400
mssfix
をファイルの最後に追記して、openvpnを再起動し、クライアントから接続すればokです。
以前は、よく切れていたVPNサーバーと100%問題なく接続できるようになりました。
ping -n 1000 vpnサーバー(windows7から)
で試してみてください。
samba上のMicrosoft Officeファイルも問題なく上書き保存ができるようになります。
他にもなにかご要望等ございましたら、時間のある限り試してみますので、コメントにでも書き込んでください。
また、仕事の依頼は下記までどうぞ。
webmaster@niriakot.jp
では、また。
続報
返信削除このあと、またVPNが切れるので、今度はfragmentを1254で設定し、speedGuideでチェックしたところ、
MTU 1400
MSS 1360
RWIN 66640
でした。
1254はどこいったんだろう???
VPN+WiMAXを使用していられる方が多いので、ボクの感想を一つ書いておきます。
返信削除以前は上記の使い方してましたが、今は、SSH+WiMAXで使用しています。
SSHのポート転送を使用し、使いたいサービスのポートだけを転送して使ってます。
この方法だと結構チューニング要素(サーバー側クライアント側のアルゴリズムや圧縮方法)があり、RDPも同時に接続する場合は、回線速度分のスピードが確保できます。
ちなみにボクはESXi使いなので、ESXiもリモートで操作できるようにしています。(androidとかからも)
sshでの設定は下記に書いてます。
http://niriakot.blogspot.jp/2011/12/blog-post_28.html
ご参考ください。