openSuSE42.3から15.0にアップデートした時の話。
(※php-fpmのシステムをアップデートする際の注意点)
今年から、弊社で提供するWebサーバーは、ほぼnginxに切り替えたのですが、
nginxでphpを使用する場合、php-fpmをインストールすることになります。
今回、opensuseのメジャーバージョンアップがありましたので、早速42.3から15.0にあげたのですが、なんとphpのセッションセーブ用ディレクトリのオーナーが変わってあわてました。
症状としては、
Web画面が出るのに、ログインができない!!!
というもの。
当然といえば当然なのですが、
nginxのオーナーだったものが、wwwrootになってました。
apacheならばこれでも問題ないのですが、現在使用しているのはnginx。
これではセッションがセーブされないのでログインできなくて当然。
これバグ?
ということで、nginxかつphp-fpm使用している場合で、phpが動いてなさそうな際は、
疑ってみてください。
弊社の環境で言うと
/etc/php7/fpm/php-fpm.d/www.conf
に
php_admin_value[session.save_path] = /var/lib/php7
を書いています。
なので、
chown -R nginx:nginx /var/lib/php7
かいて、
systemctl restart php-fpm
systemctl restart nginx
をして、無事、ログインできるようになりました。
ーーーーーーーーーー
弊社では各種サーバー
(DNS、メール、Web、ファイル共有、カスタマイズ、セキュリティチェック、
ベンチマーク)をオープンソースで作成、運用を承っております。
御用命、ご質問は、
webmaster@niriakot.jp
までどうぞ。 http://niriakot.jp/
価格の詳細は、
http://niriakot.jp/service/price.html
を参照ください。
詳細なコスト(初期+運用)をご希望の方は、
メールにて見積依頼を承っております。
PHP関連のパッチを充てると必ずwwwrootになる。
返信削除(apacheを入れていなくても。)
7月にでたPHPのパッチを入れた人は気を付けるべし。